「龍時02-03」

龍時 02-03
スペインに渡り、色々な苦しみを通しながら、最終節で衝撃のデビューを飾った志野リュウジは、02-03シーズンアンダルシアに渡り、レアル・ベティスにレンタルされ、改めてリーガのスタートを切る事になった。その中でまた激しい戦いに身を投じながら、彼の生活の中で淡い恋などの葛藤の中でシーズンを戦う青年を描いたシリーズ第2作。

今度はレアル・マドリード、一番激しいダービー・セビージャなど、実名選手との中でリーガの厳しい戦いを描いた今シリーズ。もちろん作られた物語なのですが、その中で選手の個性などが相変わらずのスピード感あるサッカーシーンの中に織り込まれており、個人的には01-02よりもなんかワクワクする感じでした。

これ読むと調子よかったベティスを思い出したりして、凄い面白い。もちろん著者の創造の中でのシーズンもまた面白いwやっぱりサッカー好きにはたまらないと思う。

野沢尚龍時02-03」 文藝春秋 ¥1333