変なユニ=負ける。
バレンシアの今シーズンのセカンドは、シャツがブルー×オレンジ、パンツはオレンジ単色、ソックスはブルーという相変わらずセンスのかけらも感じない原色デザインです。まあオレンジ単色でいいのに*1、余計なことをしておかしなセカンドユニ=低迷という感じがしてならない。去年は恐ろしいまでの派手派手な縞*2だったけど見事に低迷、UCLでもそのシャツでブレーメンにやられたわけで、そろそろ普通にオレンジ一色で良いからまともなやつにしようよと思っちゃう。ナイキしっかりしてくれ。
試合？ニッカンが適当にmarcaをコピペしたメンバー評を直さないのでむかつきました。
サラゴサ 2-2 バレンシア@ラ・ロマレダ
Zaragoza:7'Ewerthon 28'Cani Valencia:2'M.A.Angulo 82'D.Villa
バレンシア:GKカニサレス、DFアルビオル*3、アジャラ*4、モレッティ、F.アウレリオ、MFルフェテ、アルベルダ、バラハ*5（→ビジャ）、アングロ大先生（→ビセンテ）、FWミスタ*6、ディ・ヴァイオ*7（→アイマール）
最初は良かった、カウンターからバラハのミドルパスで右に流れ抜け出したディ・ヴァイオがダイレクトで中へ折り返し→走り込んだアングロ*8がダイレクトでニアに決めて先制。見事な展開でこりゃ勝つなと思ってたら、10分も経たないうちに右をサラッと崩され、左から右に流れる*9形でスルーを絡められてフリーとなったエヴェルトンへ、これをきっちり決められて同点。そのゴールを決めたエヴェルトンをアジャラがボディアタックで退場に追い込むモノの、相変わらずオープンな展開。そして又も右サイドを崩されてクロス、エヴェルトンとの交代で入ったカニのヘッドで1-2。前半なのに、激緩。なんだこりゃ。
前半はオープンな展開だったのですが、もう少しプレッシャーが掛かってればどうにかなったんだろうけど、サラゴサのテンポの良い速いボールの動きについていけず全くプレッシャーの掛からない、中から外へとうまく散らされるのでカバーも効かない。守備面だけでなくて攻撃面でもボールの収まりどころがない、散らす人間もいない、活かされる選手ばっかりで活かす選手が見あたらないと苦しい感じ。
後半もペースは変わらずサラゴサ。キケもようやくやばいと思ったのか、アイマールたん、ビセンテと主力投入*10、良くなるかなと思ったけど、後半に入って修正されたプレスが機能していたサラゴサの前に、フリーマンを作り出せず大体プレッシャーの掛かるところにしかパスが出せない*11。アイマールも激しい寄せの中で倒されまくり、ビセンテに至っては良い状態でボールすら持てない。自ずとミスも増えて攻撃の糸口もほとんど掴めず。セットぐらいしかチャンスがなかった。そんな劣勢の中で苦しんだけど、ミスタが後ろからのフィードを見事なダイレクトで流し、これに途中交代で入っていたビジャが反応して恩返しゴール！しかもファーストタッチ！ビジャは喜べない感じだったけど、とにかくこのゴールはシンプルで綺麗だった。この後バレンシアのテンポが良くなって、攻めたモノの結局ドロー。良いのか悪いのかよく分からないけど勝ち点1は獲れました。
まあ今年は本当に色々な選手は出たり入ったりしてるけど、その駒の使い方・組み合わせ方でチームはこんなに変わるという感じの試合でした。まあエドゥが怪我してなきゃ出てたんだろうけど、4-4-2の真ん中としてはバラハ・アルベルダコンビは散らしと言う意味で少し物足りなかった。後半アイマールが入って前線と中盤を繋ぐ仕事を潰されながらもこなしたことで少しずつリズムを作ったけど、こういうのを見ても周りの使える選手がチームに一人は必要なのかなと。それが出来ないのなら、もっと中盤のDFを整備して、パスルートをしっかりと定めて、切り替えを速くさせてカウンターしかないんじゃない？とにかく現状ではアイマールたんは必要。
とりあえず、ミゲルが早くフィットすることを祈るよ。アルビオル不安すぎ。だめならカルボーニを右で使うなりしてちょうだい。クーロ怪我してるからなぁ・・・。まあまだ始まったばっかりだから何とも言えないけど、去年と同じくキケには不条理な匂いを感じた一戦でした・・・。頑張れ、キケ、これじゃやばいよ。
