怪我人のバランス。

ただいまアヤックス苦戦中。怪我人が両チームとも沢山いて、そこに出場停止が絡んできてと両チームともフルメンバーとはいかない中での試合。

ただこんな時に感じてしまうのは選手層の純粋なる力の差。アーセナルは確かにアンリがいない、レーマンがいない、ジウベルト・シウバがいない、他にもベルカンプファン・ペルシーもいないけど、中盤のセンターはフラミニとセスクが頑張り、強行出場ながらピレスは中盤に彩りを加える。FW起用なリュングベリの先制点も見事だった。

でもアヤックスにはそういう優秀なサブはいない。ロサレスの穴もヘイティンガ*1の穴も埋まらない、スナイデルの穴も埋まらない。穴の大きさが違った。

何かドタバタした雰囲気がなかなか収まらず、絶対やってはいけない低い位置での横パスのミスで失点*2、その後もなかなかアヤックス伝統の4-3-3は有機的に機能しない。サイドバックにウイングが引っ張られ、ミスも収まらずにチームが落ち着かない。時たま見せる速いパスワークもやっぱり最後は変化が付かない。基本的に個を活かすシステムであり戦術であることを考えれば*3、ちょっと辛いね。

ピーナールが前半のラストに決めてれば面白かったんだけどなぁ・・・。ガラセクの必死なキャプテンシーが泣ける。

後半どうなるかな?かなり肩の力が抜けて良い感じになってきた。アーセナルには頑張って欲しいけど、今日はアヤックス頑張れ。

*1:ヘイティンガはベンチに入ってるけど

*2:フラミニインターセプトからレジェスに預けてドリブル、引きつけたところに飛び込んだリュングベリへスルーパスが繋がって決められた

*3:それだけ役割分担がしっかりしているということなんだけど