ベストバウト。

早く昨日の試合のレポート書けってか?モチベーションがあがんね*1凄い試合だよ、東海大相模vs桐蔭学園、獲っては獲られ、耐えては耐え、シーソーゲームとかじゃなくて意地と意地、プライドとプライドのぶつかり合い。まあ直接的な関わり合いはないけど、色々と桐蔭には絡みありだから多少桐蔭に肩入れしてるかも?

高校野球 神奈川県大会準々決勝
桐蔭 000|500|040|000|0 |9
東海 002|000|340|000|1×| 10

もうね、何回も「この試合決まったかなぁ」と思うシーンがあったわけですよ。桐蔭の追いつかれた直後の8回、猛攻一挙4点はさすがにそう思ったし、9回、そして延長に入ってからの東海のチャンスが続く時もそう思った。それでも桐蔭のエースの決め球の沈む玉が見極められて、敬遠満塁策裏目、一気に走者一掃の3点スリーベースなんてドラマ過ぎだろう?その後は東海の2番手以降のピッチャーが安定してて、きっちりと表を抑える。裏になって常にピンチに晒される桐蔭。が、息も絶え絶えギリギリの所で何とか凌ぐ、そんな緊張感溢れる粘り合い。桐蔭の2番手のピッチャーはピンチになると異常な力を発揮してるし、もう終わったと言うところでバックの攻守にも助けられ*2本当に高校野球の神髄って感じ。なにこれ、凄すぎ。

それにしてもこのクラスになると全員うまい。だから凡ミスが少ないから凄い締まったゲームに。それでこんな試合になるから又熱い!一試合の緊張感という意味でも凄い集中力。高校野球の醍醐味。

先発は両チームともエース。桐蔭は沈む変化球を主体にスピードの変化で勝負する軟投派、東海は豪腕タイプだけど結構コントロール良くコーナーびしびし突くタイプ。でもそれを捉えるバッター達。金属バット禁止にした方が良いのではないかと思うぐらいばっしばし捉える。

結果としては延長13回表の桐蔭のチャンスを凌いで、その裏についに流れを捉えた東海がサヨナラ勝ち。センター前ヒットから送りバント、そして高めに浮いた甘いボールを長打で勝負あり。うーん、ベストバウト、歴史に残るような一戦。この試合が準々決勝じゃなくて決勝だったら良かったのにねぇ。とにかく両チームお疲れ、実況解説お疲れ。でもこんな試合した後にころっと負けるのが高校野球クオリティというか残酷さだと思うと、辛いね。とにかく良いもん見せてもらった。この勝負に拘るこの姿勢、見習わなきゃいかんね。

火曜日仕事サボって横浜スタジアムにでも行こうかしらん。あぁ、ダメ人間ここに極まれり。

*1:そういえば管理人の掟にこういう事書いちゃダメって書いてあったなぁ・・・詳しくは僕のブックマーク倉庫で

*2:外野守備、落ち着きすぎ。完全に捉えられたライナーもしっかり処理して救いまくり。正面を突いたとも言えるけど