世代交代は抜群のスパイス?

Fomura-1 World Grand-Prix 2005
第4戦 サンマリノ/イモラ・サーキット
早速リザルト。

F1 第4戦 サンマリノGP
1. F.アロンソ    ルノー
2. M.シューマッハ  フェラーリ
3. J.バトン     B・A・R
4. A.ブルツ     マクラーレン
5. 佐藤琢磨     B・A・R
6. J.ヴィルヌーブ  ザウバー
7. J.トゥルーリ   トヨタ
8. N.ハイドフェルド ウイリアムズ
11. R.シューマッハ  トヨタ((降格、ピットレーンでのハイドフェルドとの間に起こったことでペナルティ25秒、ということで11位に))

主なリタイヤ
R.バリチェロ フェラーリ 18周目 電気系トラブル
K.ライコネン マクラーレン 9周目 ドライブシャフト
G.フィジケラ ルノー 5周目 アクシデント

と言うことでまあ凄いイイレースで久しぶりに最後までドキドキしながら楽しめました。

ヨーロッパラウンドに入るまでの3週間の期間が、チームをがらっと変える事が出来るわけで、少しずつ状況が変わってきましたね。
結果から見てもここまで全くダメだったフェラーリB・A・Rは予選でも本戦でも速さを出すことが出来たわけで、このレギュレーションに何とか合わせてきたのかなと。特に圧巻だったのはフェラーリ、てゆうかシューマッハ。予選二回目*1のリバッツァでブレーキロックで完全に沈んで14番手からのスタート、そこから1stスティントで徐々に追い上げて、いつの間にか3位に上がると2回目のピット前ではアロンソ・バトンという前を行くマシンよりも2秒近いスーパーラップ連発でバトンをオーバーテイク、そして残り12周目にはだいぶ前を走っていた*2アロンソにさえ追いついてしまう。F2005はとんでもないポテンシャルを秘めている事を証明しました。

ただドラマはそこから、はっきり言って傍目から見てもシューマッハの方が速いのは歴然、それでもアロンソが12周何とか抑え込んだ!最初はシューマッハは様子を見てプレッシャーを掛けてミスをさせようとしていた気もするけど、その後はかなり揺さぶりを掛けてサイド・バイ・サイドまで持ち込んだりと抜きそうになっていた。まあそれだけラップタイムには差があったから当たり前なんだけど、でもそこで巧みなコース取りとブロックで押さえ込んだアロンソのドライビングは手に汗握った!素晴らしかったし、これぞF1ですよ、あのままバトンみたいにあっさりぶち抜かれてたら、あ〜あってなってただろうし。別に好きじゃないけどアロンソ好きになったですよ。何となくセナとマンセルのモナコを思い出した。それくらい良い勝負だった。

でも正直ライコネンのトラブルがなかったどうなったかなというか、見てみたかったなと思ったりもしました。相変わらずポールから出ると全然まともにいかないライコネンだけど、ロングディスタンスも速いと思うし後は信頼性。アロンソシューマッハも速かったけど、ライコネンはスタートもペースも良かったし、対抗出来る可能性はあると思う。でもポイント離れすぎ・・・・_| ̄|○

琢磨はブルツに離されて5位だったけど今年初ポイント、てゆうか初完走!スタートでマーク・ウェバーにやられたけど、その後抜き返したし、その後もイイラップで走って3位もいけるかなと思ったくらいで凄い良かった!琢磨のオーバーテイクはやはりF1の華ですねwもちろんB・A・Rのマシンポテンシャルが上がってバトンが表彰台に乗ったし、これからですね。ただまだ見た感じは4番手ぐらい?ルノーフェラーリマクラーレンとは速さに差があるし、まだまだあげてかないと。

で次は2週間後にカタロニア。フェラーリはまともにやったら正直ぶっこ抜く雰囲気はあるし、絶好調ルノーモントーヤが戻ってくるマクラーレンももう少し頑張らないと不味いかも。ただバリチェロが調子悪いのと、アロンソの地元と言うことでコース的には優位かも。ここで4連勝したら相当でかい。まあそろそろマクラーレンに頑張って欲しい所なんですけど。

しかしこういうことがあるから、F1見るのやめられない・・・。

*1:正直これも改悪な気がする、前の日の方が良かった

*2:オーバーテイクの時点10秒近いマージンはあったはず。