J1 第4節 採点&選手評

長くなっちゃった。異論反論どんどんこーい。

  • 榎本哲也 6.5
    • 失点に関してはもうどうしようもない。危ない飛び出しもあったけど、それ以上に勇敢なビッグセーブ。ハイボールはドキドキするけど、クロスへの対応など落ち着いてこなした。彼のためにも勝ち星をプレゼントして上げたかった。頼もしくなった。
  • 栗原勇蔵 5.0
    • うーん、少し疲れ気味なのか難しい試合になってしまった。基本的にイイ対応もあるけど、悪い対応の方が目立つ出来。君が北本辺りに競り合いで負けては信頼は得られない。
  • 松田直樹 4.5
    • 辛い?甘やかさない方針ですから。信頼を失うようなひどい出来だった。心理的にぶれて、足を蹴りそうになったアクションからひじうち、攻撃参加したくてたまらない状態に陥り、結局ストレスをため込んで、最後にはマーキングミス。プレーにストレスをぶつけるようなプレーで非常に雑なのは目に余る。コンディション以前の問題。彼の影響力を考えたらこう言うのはやっぱり良くない。ましてや佑二がいないときにマツがこれでは後ろが落ち着かず、チームに悪影響を与えると言うことを理解してほしい・・・・。まあその悪影響が今日のバタバタに繋がった感があるからこの点です。去年のCSのビデオ(と自分のインタビュー)を見て欲しい。
  • 河合竜二 5.0
    • DFに関しては問題なし。カズからはブラジルの匂いがするのか素晴らしい対応。多少迷いを感じる部分もあったが相変わらずの強さを見せた。が、状況判断などでどうしても無謀なオーバーラップなどは気になるところ。やみつきになってはいけない。状況を考えたらオリジナルポジションを離れる判断は−。
  • 那須大亮 5.0
    • OF・DF両方とも中途半端。1vs1ではポジションによる距離の取り方がイマイチ。スペースカバーはいつも通りなんだけど、自分がスペースを埋める役割という意識がもっと欲しい。攻撃面に置いては縦に入れるパススピード、横パスや後ろに下げるパスと同じではいけない。鋭くカットが入ってくる事を意識して速いパスを!後はボランチとしてゲームを落ち着かせる、ボールを落ち着かせると言うことを意識して欲しい。攻撃参加に関してはどうして終了間際にリードしていてオリジナルポジションを離れて攻撃に出なければならないのか、その辺はきっちりと考えなければならない。君はインテリジェンスを常に持ちあわせなければならないプレーヤーのはず。
  • 奥大介 6.0
    • 頼りになる部分はやはり攻撃面。うまく空いたスペースに進出して攻撃のアクセントを付けたりと、大橋がサイドに流れる部分をうまくカバー。またカウンターの起点としてもある程度イイ働き。ただ、彼に関してはやはり速いリズムを落ち着かせる事をして欲しかった。今日のような状態でトランジッションゲームをするのはきつい。速いリズムは今のチームにとっては非常に体力的に厳しいのだから。守備に関してはそれなり。よく走ってスペースを埋めたりと奮闘していただけに残念。
  • ドゥトラ 6.5
    • 相変わらず攻撃においての素晴らしいアクセントとアシストで攻撃をリード。低い位置では質の高いサイドチェンジ、外では精度の高いクロス、中に切れ込めばフィニッシュと攻撃面に置いて頼りになる存在。対面の朴が非常によい出来なのに、この働きは評価出来る。守備に置いても彼はきっちりと働いていた。ただ攻撃に置いて指揮官の判断は外で働いて欲しいという事だと思う。ペナで彼を働かせるようなバランスを取ってはいけないのはチームの課題。
  • 田中隼磨 6.0
    • 難しい対応を迫られて、序盤は自分のサイドを楽天の抜群のコンビネーションで崩されたが、彼にどうにかしろというのは酷。その分攻撃面でアグレッシブな姿勢を見せて、対面のアツを恐慌状態に陥れて退場に導いた。しかしクロスの精度とタイミングが・・・・。フィニッシュの意識を求めていたけど、今日はそちらが強すぎた。でも悪い訳じゃない、枠に飛ばそう。毎回見るたびにうまくなっていく。頼もしくなった。
  • 大橋正博 5.0
    • 難しい試合だったが、褒められる出来じゃなかったのも確か。相手のアプローチに苦しめられてプレーに絡めず。サイドに逃げたら価値は半減。中でポストプレーのサポートの意識を失わないように。でも動く意識などはまだまだイイと思う。後は身体を張って厳しいポジションでも頑張る意識だけ*1戦術的な部分で前半で交代。
  • 安貞桓 6.5
    • やはりチームが余り良い状態ではない中で頼りになる働き。素晴らしいゴールだったし、彼が一番脅威となる存在だった。コンビが合わなかったが、ポストを使い、そこから抜けるような意識が高く、それにより決定機も生み出した。ワンツーなどエゴイスティックな部分な突破だけでなく、味方を信じてバイタルでの変化を付けようという意識は○。もう一点獲れてれば・・・・。パーマがきつく掛かりすぎ。
  • 大島秀夫 5.5
    • 苦しい試合だったが、それでもそれなりの働き。ただやはり雑務に追われるとそれだけペナに入る回数が減ってしまい彼の良さが出ない。彼のせいではないが。多少惜しいシーンに顔を出したが、DFの抵抗もあって今日はシュートに絡めず。

交代出場

  • 清水範久 5.5
    • 動きは彼らしいがやはりもう少し粘りが欲しい。失点シーンは彼からだが、それはアタッカーなのだから責めれない。逆に得点チャンスを演出するシーンもあったのだから。でも時間帯によりプレーを変える必要はあるし、周りを持って見れるプレーは必要は必要。自分が行くプレーと周りを使うプレーのバランスだと思う。
  • 原信生 4.5
    • 交代選手としてのタスクをこなせず。あの時間帯、あの状況で与えられるべきタスクはバイタルエリアでゾーンを守りながら「守備」に置いて積極的にアプローチを掛けること。攻撃は行かなくてもイイぐらい。サッカー的な頭を鍛えたい。ここはセレッソではない。でもマリノスの色に馴染んできた。ビハインドでも楽しみな選手になってきた気はする。
  • 岡ちゃん 5.0
    • 岡ちゃんの思うところは選手に伝わってない。これは選手の問題でもあり、監督の問題でもある。きっと岡ちゃんのタスクがもう半分でも伝わっていればきっと勝てたはず。それを那須であり、河合であり、原がこなせなかったのは指揮官の問題。大島が与える影響度は少し考え直す必要があるのかも。それこそ播戸と和多田になったのだから、佑二を入れて河合かマツを前に出してアンカーとして働かせても良かったぐらい。形に拘る必要はない。でも考えていることは間違っていないし、次に向けてコンディションをどこまで整えられるかが鍵となりそう。ただ次戦に向けてだけではなく、これからもコンディションの問題はついて回るだけに、リード時の考え方などリアリズムの徹底をさせて欲しいところ。マツの精神的なマネジメント*2をお願いします。危ないよ、そろそろ。
  • 西村雄一主審 3.5
    • アツの退場はない、それならマツは赤で良いはずだし。まあ楽だったけどゲームクラッシャーの異名は素晴らしい。ジャッジの基準がひどくバラバラで、手を使ってカードが出たと思ったら次のプレーでは流したり、肩を入れてのボディチャージも同じ。ラストのプレーでもジローへのファールは流して、播戸のプレーにファールなんてあり得ない。私生活で何かあったのか、カード連発の後にコントロールするなど言語道断。両チームから抗議書送る方がいい。謹慎して欲しい。裁かれる方が可哀想。

*1:これは日本代表クラスのオフェンシブハーフも課題としてある。俊輔も小笠原も

*2:てゆうか説得、言い方を変えれば説教